4月22日、サンボー解雇撤回闘争をたたかいました。
大阪府堺市・津久野にある社長宅へ、団体交渉に応じるよう申し入れに行きました。
サンボー分会長は、誠実に団体交渉に応じるように、切々と訴えました。
社長は、不在か、居留守か、まったく返答がありませんでした。
しばらくすると、「110番があった」と警察が飛んできて組合活動に介入・不当に弾圧しようとしました。
組合の断固たる抗議で警察は何もできず、見ているだけでした。
「何事か!?」と、近所の住民が集まりだし、分会長の訴えに聞き入り出しました。
周辺への宣伝活動を開始し、しばらくして社長宅前に行くと、警察はまだいるではありませんか!
社長宅を組合から「警護」しているのです!
資本家の「番犬」とはこのことです。組合が抗議すると、警察は引き上げていました。
その後、近くのJR津久野駅前へ移動し、宣伝活動を、かけつけた仲間と共におこないました。
分会長は、「サンボーは社長宅横の工場でメリヤス肌着を製造・販売していましたが、80人近くいたパートの縫製工を全員解雇し移転しました。会社は、中国での生産に切り替え、今度は中国の労働者を低賃金で働かせ、搾り取り、売上を伸ばしました。行き詰まると、今度は会社を倒産させ、私達を全員解雇するという。絶対に許せない!」「この資本家のやり方は、すべての労働者にかけられた攻撃だ!」「韓国・民主労総の労働者は、非正規化と外注化、労働者に犠牲を押し付けるやり方に、ゼネラルストライキで闘おうとしています。私たちサンボー解雇撤回も同じ一つの闘いです」と、1時間30分にわたって訴えました。また、JRの労働者に「4/25尼崎闘争に集まろう!」と呼びかけました。
ビラはよくはけ、熱心に読まれました。「私はサンボーの内職をやっていた。解雇はひどい」「予告もなしの解雇なら勝てるのでは」と話しかけてくる人たちが何人もいました。「がんばってや!」と応援して行き過ぎる人も何人もいました。みんな、一方的な解雇に怒ってくれています。
本日の行動は大成功でした。
すでに4月17日には、大阪府労働委員会に不当労働行為と解雇撤回の訴えを起こしました。
関西合同労組は、解雇撤回までトコトン闘い抜きます。
社長宅前
社長宅前
警察が飛んできた!
撤収する警察
みんなビラを熱心に読んでくれました。分会長、熱烈に訴える。津久野駅前
堺市津久野JR「津久野」駅前
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