9月1日、新大阪郵便局前で朝ビラ

91新大阪朝ビラcm1

91新大阪朝ビラcm2
当局が15人も関しに出てくる
91新大阪朝ビラcm3
また弾圧を狙うのか、盗み撮りをする職員

新大阪ビラ1


新大阪ビラ2




新大阪郵便局ビラまき弾圧粉砕し、
山口関合労書記長を奪還

 

8月20日、大阪府警は関西合同労組・山口書記長を不当逮捕した。5月22日の新大阪郵便局前でのビラまきを「暴行」とデッチあげてだ。

関西の仲間は21日、22日と連続して抗議行動を叩きつけた。22日には早朝20名の仲間が結集し、新大阪郵便局でのビラまき、此花署への抗議行動を行った。一旦10日の勾留延長がついたものの、準抗告を行い、24日奪還を勝ち取った。大勝利だ!

2020年度を期して、新大阪局は警察権力と謀議を重ね、ビラまき現場で「暴力事件」をデッチあげて弾圧するという方針にふみこんだ。5月22日、総務部長を先頭に「転び屋」大河内ら数人がビラまきに対して「階段下も敷地内だ」などと挑発と妨害を繰り返した。そして突然「足を踏まれた」「痛い痛い」などと騒ぎ立てたのだ。こうして新大阪局は、あることないこと警察に密告し、8・20弾圧に至った。

3月には、コロナ情勢下で熱があっても出勤しろとの強要に抗議した組合員に対して、「警察を呼ぶぞ」などと脅しながら「対話」を強要し、処分を策動したのもこいつらだ。7月21日の団体交渉の終わりぎわ、次回団交の設定をする際、総務部長はかたくなに「8月ではなく9月に」と食い下がった。

8月にはビラまき弾圧を強行することを大阪府警と謀議し一致していたからこそ、団交の8月開催をあくまで引き延ばそうとしたというのが真相だ。

関西合同労組新大阪郵便局分会結成から8年、雇止め阻止の闘い、スキルダウンとの闘い、団体交渉、ストライキ行動、労働委員会闘争と、新大阪局の反動的労務支配とわれわれは闘ってきた。新大阪局は、しばしば警察に通報し弾圧を要請してきたが、警察は正当な労働組合活動を弾圧することはできなかった。

民営郵政、新大阪局のふみこみの理由は何か。コロナ大恐慌と自らが生み出した簡保、投信などの不正をも引き金とした経営危機を、労働者の大量解雇に転嫁しようとしているのだ。それと真っ向から対決し、ストライキで闘う労働組合を死ぬほど恐れ、叩きつぶしたいのだ。関西生コン弾圧と同質の弾圧だ。

民営郵政の労務支配は、警察暴力にすがる以外に何もできないところまで崩壊した。これが今回のビラまき弾圧の核心だ。

関西合同労組は、弾圧粉砕をテコに、組織拡大、大量解雇粉砕のあらたな闘いに打って出る。

 

*新大阪郵便局は、関西一円の郵便物の仕分けを行う24時間稼働、約2000人の非正規労働者が

働く職場。USJに隣接。

 

                         関西合同労組 中川育子