5月15日、泉州支部SOC分会K組合員が始業時から就業時までの全1日ストライキを貫徹しました。関西合同労組の各支部、大阪北部ユニオン、関西労組交流センターの仲間が早朝から かけつけ、ともに闘いました。K組合員の職場である泉佐野のユニホーム供給センターでスト通告。出勤してくる同僚たちは、笑顔でビラを受け取っていきます。
　その後、私たちは、岸和田市岸の丘町に新築されたSOC本社前に移動し、スト突入集会を行いました。
　SOCは、K組合員だけを定年後の継続雇用を頑なに拒否しています。それは労働組合を会社から排除するためです。K組合員が労働条件を労基法水準に押し戻し、さらなる改善を訴えていること、戦争反対を職場で一貫して訴えていることを嫌悪し、排除しようとしているのです。「評価が低いから」というのは全くのデタラメだ！分会長だから解雇するのだ！
　SOCは、組合を排除して元の労働条件に引き下げて儲けを増やそうというのです。
　こんな不当労働行為をゆるせるか！解雇通告を撤回させるために終日ストライキを叩きつけたのです。
　関西合同労組は、3月1日の春闘統一要求書提出行動を関西各地の分会を回って行い、24反戦春闘をスタート。統一要求書のトップに「戦争協力、戦争につながるあらゆる業務への動員、協力を行わないこと」を掲げ資本に突きつけました。3月20日には、関西合同労組、ユニオン自立（京都）、大阪北部ユニオンの三労組合同で春闘合同街宣を行いました。河原町三条と大阪梅田での街宣では春闘だけでなく、ウクライナ戦争、イスラエルのガザ虐殺やめろと訴え、さらに広島暴処法弾圧粉砕・5人の仲間を取り戻そうと訴えました。文字通り反戦春闘としての取り組みです。
　SOC分会のストは3/27恭誠社ストライキに続く反戦春闘ストライキです。3/16ミカタ解雇撤回反戦デモを含め関西合同労組は24反戦春闘を力一杯闘い抜いています。恭誠社分会は団交拒否を続ける資本への怒りをバネにストライキに決起。分会員の真剣な討論をとうして反戦春闘方針を実践したのです。終日のストライキは、早朝の突入集会、周辺地域での反戦デモ、さらに分会決定で、奈良市で取り組まれている日教組奈良市の「春の嵐行動」へ合流し集会・奈良市内デモに参加し団結を深めていきました。
　関西合同労組の24反戦春闘は、8/6広島弾圧粉砕！5人の仲間を取り戻す闘いと一体です。港合同昌一支部の闘いと固く連帯した反戦春闘です。
　岸田政権は「拡大抑止」の名のもとに核を使って中国侵略戦争をアメリカと一体となって進めようとしています。だからこその8/6広島弾圧、原爆ドーム封鎖・集会禁止攻撃です。沖縄基地化粉砕の5月沖縄闘争から、8/6広島を闘おう。岸田戦争政権を打ち倒す労働者の闘いをストライキで闘おう！自らの職場で徹底的に闘い、その力で職場丸ごとの反戦決起を作り出していきましょう。

上は、泉佐野市長滝の供給センター

下は、岸和田市の本社工場


















恭誠社分会3/27スト報告ビラ